乳房に痛みや違和感があります。受診した方がいいでしょうか？

乳房の痛みや違和感がすべて乳がんではありません。多くの場合、乳腺症と診断される体内ホルモンの変化によって起きる症状です。問題はありませんが、心配や不安を取り除くため、自己診断はNGです。病院での受診をおすすめします。

乳頭から液体が出ています。大丈夫でしょうか？

乳頭からの分泌物でチェックしていただきたいのは、色です。無色や黄色っぽいものであれば、問題ないことがほとんどです。赤褐色や、血性など色が付いている場合には、すぐに受診してください。

乳房にしこりがあります。心配です。

しこりが良性なのか、悪性なのかを調べる必要があります。触っただけでは判断できないため、必ず受診して検査をしてください。

わきにあるしこりが気になります。どうすればいいのでしょうか？

胸にあるものだけが乳がんではありません。早めの受診をおすすめします。

乳房の皮膚が赤く腫れています。どこに相談すればいいですか？

乳房に病変がある可能性があります。皮膚に症状が及んでいる場合には、早期治療が必要です。できるだけ早く受診してください。

乳頭にただれが見られます。皮膚科に行けばいいのでしょうか？

乳頭にがんができることもあります。胸に関するお悩みは、乳腺外来をおすすめします。一度当院にて受診をしてください。

授乳中です。胸にしこりがあるのですが、検査した方がいいでしょうか？

母乳が溜まることでできるしこりであれば、授乳・搾乳でしこりは消滅します。しかし、つねにしこりを感じるようであれば、まずは受診をおすすめします。授乳中に乳がんが見つかることも珍しくありません。

乳がん検診で要検査・精密検査必要と言われました。何をすればいいのでしょうか。

まずは乳がんであるかどうかの診断が必要です。マンモグラフィや超音波など持参可能な画像を当院へお持ちください。病変によって、組織検査などが必要となるケースもあります。

受診するにはどうしたらいいでしょうか？

予約制で診療しています。電話でお問い合わせ下さい。

妊娠中・授乳中でも乳がんの受診は可能なのでしょうか？

妊娠中・授乳中はマンモグラフィ撮影ではなく、超音波検査で病変の有無確認を行います。妊娠の疑いがある方は、先に医師にお申し出ください。

受診の際の注意点を教えてください。

着替えのしやすい服装の方が、検査がスムーズに進むので、脱ぎ着しにくい服装は避けることをおすすめします。

検査結果はいつ頃わかるのでしょうか？

超音波検査、マンモグラフィ検査の結果は、当日診察後にお伝えします。組織検査など、さらなる精密検査が必要になった場合には、結果がわかるまで10日前後かかります。検査結果説明日を予約してご帰宅いただきます。

初診です。検査の時間はどのくらいかかるのでしょうか？

検査内容や予約状況によって変わることがありますが、予約していただいた場合には、受付から会計まで1時間程度です。

乳がん検診を受けた方がいい年齢はあるのですか？

仙台市では、30歳以上の女性は2年に1回の乳がん検診を実施しています（詳しくはこちら）。乳がん発症年齢は若年化しているため、30代で見つかることも珍しくありません。近親者に乳がん、卵巣がんになった人がいる場合には、20代でも受診をおすすめします。自費・保険適用などさまざまですが、まずは、一度当院にご相談ください。状況、状態に合わせた最適の検査をアドバイスいたします。

豊胸術経験者です。乳がん検診の受診は可能でしょうか？

豊胸術の内容によって、最適な検査が変わってきます。脂肪注入やヒアルロン酸注入の方は、マンモグラフィ検査、超音波検査が可能です。インプラント挿入の場合には、破損の可能性があるので、超音波検査で対応しております。

超音波検査とマンモグラフィ検査。おすすめの検査はどちらですか？

受診される方の胸の状態や様々な条件により、それぞれに長所と短所があります。脂肪が多乳房にはマンモグラフィ検査がおすすめです。乳腺が豊富な若年の方には、超音波検査が適しています。併用することでより精度の高い検査結果を得ることができます。

乳房が小さくてもマンモグラフィ検査は可能でしょうか。痛みがあると聞いて不安です。

最近では、男性でも乳がんが発見されるケースがあります。男性の胸でもしっかり撮影することが可能です。痛みは胸の大きさで決まるわけではありません。まずは一度受診することをおすすめします。

検診の結果は当日教えていただけるのでしょうか？

マンモグラフィ検査、超音波検査ともに当日の検査後に結果をお伝えいたします。